業界ではコンクリートのひびに、「ヘアークラック」という言葉があります。
ひびの巾が髪の毛程度、深さが髪の毛程度ならばヘアークラックで、ベランダのひびもこの範囲ならば問題はありません。
しかし巾が1ミリ以上、深さも1ミリ以上ならば、問題ありと考えられます。
問題ありの場合、現場やベランダの構造図・施工図を専門家に見てもらう必要があります。
ベランダのひび割れが大きくなって行く場合は
中の鉄筋が錆びて膨張している可能性があり、
またベランダの構造体に問題が発生している可能性もあるからだそうです。
許容できる範囲なのか処置が必要な段階なのかは、
土木や建築の専門家であれば、すぐに判断できるようです。
外壁のひび割れを直すと決まったとき、次に気になったのは
2Fのベランダの雨漏りでした。
わが家のベランダには、表面に薄くひび割れがあります。
以前は長さ15センチ位のものが3箇所ほどで、以前お世話になっていた工務店の方が
「コンクリートの下には防水処理がされている」と話していましたから、
あまり気にしてはいませんでした。
しかし最近は、ひびの箇所、長さや深さも確実に増大してきていました。
また大騒ぎするほどではないものの、若干の雨漏りもあり、
そのせいかカビ臭いなと感じることがありました。
雨漏り&カビ臭さを感じたら工務店の職人さんに直してもらうのが一番
建築のコンクリートは余剰水が多いため乾燥収縮が起こりますから、
あらかじめ防水処理はなされています。
しかしどうしても、時間の経過とともに、コンクリートにひび割れは生じてきます。
自分でできる応急処置としては、ホームセンターなどで「コーキング」を購入して、
それをひび割れの部分に注入します。
しかしこれはあくまで応急処置で、「ヘアークラック」を過ぎてしまうと、
専門業者である塗装屋さんに見てもらう必要があるようでした。
ウレタン防水という方法が、屋上・ベランダなどあらゆる改修工事に一番使用されています。
これは亀裂部分にウレタン樹脂を注入し、数日おいて同じく防水持続保護塗料を塗ること。
この他にFRPやシート防水などがありますが、
いずれにせよ雨漏りには、防水材の保護のために
防水持続保護塗料を塗ることになります。
そしてこの塗料の寿命は5年と考えられており、
塗料の劣化が進むと防水材の防水機能が正常に働かなくなってしまう可能性があります。
5年と、頭に入れておくのがよいみたいです。